解決された方の声
| 29「万引きで捕まった方の任意売却に成功した事例」 （松本市在住のＢ氏） |
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| 松本市に在住する連帯保証人のL氏から相談を受けて、松本市内にあるＢ氏所有の住宅の任意売却を行う事になりました。 Ｂ氏は建設関係の仕事をしている人で、住宅は、平成９年に松本市内の住宅地に建てた物件です。当時は仕事が順調だったので、土地を購入し4LDKの住宅を建設したのですが、折からの建設不況で仕事が殆ど仕事がなくなり、住宅ローンを払えなくなり、奥さんとも離婚をして、電気代・ガス代・水道代も滞納している状況でした。 |
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| 金融機関は松本市のＬ銀行で、最初は住宅金融支援機構からの住宅ローンを借り入れたのですが、条件の変更をして松本市のＬ銀行のプロパーの資金に借り換えをして、松本市のＬ銀行のプロパーの住宅ローンの返済が出来なくなった案件です。 松本市のＬ銀行Ｓ支店の担当Ｏ氏と何回か連絡を取り、価格査定をして価格査定書と任意売却の申し入れ書を提出致しました。Ｌ銀行Ｓ支店の担当Ｏ氏は本店に価格査定をして価格査定書と任意売却の申し入れ書を上げて決済を取り、任意売却をする事が決まりました。そして、８００万円という販売価格の指示も受けました。下請け不動産買取会社Ｒ社のＴ君に物件を見せたところ、８００万円で購入するという事で、「買い付け証明」をＬ銀行Ｓ支店の担当Ｏ氏に提出して本店の決済を取り付けました。大変順調な滑り出しで、連帯保証人のＬ氏も満足する金額だったので大変喜んでくれました。 ところが、Ｂ氏はなかなか引越しや第二の仕事をさがして働こうとせず、連帯保証人のＬ氏が推薦紹介した会社の面接すらしようとしませんでした。引越し先すら探そうとしませんでした。手持ちのお金も殆どないようでした。 決済日がせまってくるにも関わらず、引越し先も見つけない・第二の仕事をさがそうともしない状態だったので、Ｂ氏を説得し積極的に引越し先や仕事さがしをさせようと、決済日の４日前に松本市のＢ氏宅を訪問したところＢ氏は留守でした。 連帯保証人のＬ氏宅にお伺いして、Ｂ氏宅を訪問したところＢ氏は留守だった旨報告をし、午後もう一度連帯保証人のＬ氏も一緒に行って、Ｂ氏に会い、積極的に引越し先や仕事さがしをするように説得をする事になりました。 お昼時だったので近くのレストランで食事をしていましたら、連帯保証人のＬ氏から連絡があり、一円もお金がなくなったＢ氏が、コンビニで万引きをして、今警察に捕まっているとのことでした。 Ｂ氏の取調べが終わり次第、連帯保証人のＬ氏とともに警察署にＢ氏の貰い下げに行きました。万引きの余罪があるようなので、再度翌日も取り調べをするとのことで、警察の留置所にお泊りになる可能性もあるとのことでした。 警察署の刑事さんに、任意売却の手続きをするので、その期間だけ取り調べを待って頂きたい旨お願いをして、任意売却の決済が終わったら、私と連帯保証人のＬ氏が責任を持って、Ｂ氏を警察署に出頭させるから時間を頂きたいというお願いをして、何とか許可をもらいました。 そして、翌日、急遽、下請け不動産買取会社R社のT君・下請け司法書士Ｃ氏の理解と協力を頂き、本人がいなくても代金決済・所有権移転登記が出来る準備を致しました。 そして、その翌日、下請け不動産買取会社R社のT君立会いの下、物件の引渡しと鍵の受渡し、残物の処理の確認をして、最終日に決済と抵当権抹消と所有権移転登記を完了致しました。警察署の刑事さんの理解を頂き、本来は取調べで抜け出して来れない状況なのですが、決済には本人も立会い、無事任意売却手続きが完了して、Ｌ銀行との話し合いで残債務の返済の調整もつき、本人は晴々しい気持ちで警察署に出頭して行きました。 初犯であり、生活が困窮していてやむおえなかつたという事で、嫋々酌量で許されたので生活保護の申請手続きのお手伝いをしてあげました。住まいも決まり、生活保護が認められてＢ氏の再生が完了致しました。 （松本市在住のＢ氏の成功事例） |
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裁判所から競売開始決定の通知が来ると、諦めてしまう債務者の方が非常に多いのです。諦めてしまって、坦々競売手続きの流れで開札日を待っていては、延滞金が増えるだけで、皆様にプラスにはなりません。
皆さん諦めないで下さい。任意売却と競売取り下げは開札日の前々日まで可能です。
