投資物件の落とし穴
将来発生する相続税の対策として、老後の資産の形成と当てにならない年金の変わりとして、所得税の節税の為に、遊休不動産の有効活用として、生命保険や株式投資の代わりとして等、多くの理由があって今まで不動産投資が盛んに行われて参りました。
そこには、大手建設不動産会社の激しい営業もありますが、自分や家族の為将来確実な資産を形成したいという思いがあったものと思われます。
さらに、市街化区域内の農家にとっては、農業相続人がいない等の理由により農業からお金を確実に生み出し収入を得る事が出来る不動産賃貸業への事業転換のもくろみもあったと思われます。
ところが、バブル崩壊後、資産価値の下落、不動産価値が下落する、一方、飽和状態となる中、次ぎから次と賃貸アパート・マンションが建設され、しかし、人口は増加しない為、アパート・マンションには空室率が増えるいっぽうであり、修繕費管理費が嵩み収益性が上がらない物件が続出しております。
②三大首都圏において、投資用マンションへ投資して失敗するケースも増加
③賃貸アパートマンションを任意売却して不動産賃貸業から完全撤退するのがベストの判断である
④家賃保証契約を解除されるケースが増加し→金融庁も問題視始めた